O字とM字をカバーするセットのコツを解説
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今回は、O字とM字の薄毛が気になるモデルさんを例に、セットのコツを解説します。
最初にモデルさんご自身に乾かしてもらい、美容師の乾かし方とどこが違うのかを説明していきます。
実際にモデルさんご自身に乾かしてもらった後の状態が次の通りです。
![](https://relive-tokyo.com/wp-content/uploads/2022/09/Screenshot_20220913-131345_1_1-1024x1024.png)
写真を見ると、頭髪全体が右側に流れてしまい、カバーしたいところに髪の毛が向かっていないことがわかります。
右サイドの乾かし方
続いて、右サイドの乾かし方を見ていきます。
![](https://relive-tokyo.com/wp-content/uploads/2022/09/Screenshot_20220913-131304_1_1_1-1024x1024.png)
ドライヤーを右手に持っているので、M字の右側の方向へ乾かしています。こちらは大丈夫そうです。
ただ、上から下に向かって風があたっているのため、O字のカバーが足りなくなっています。
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そのため、長い髪をしっかりと持って、トップにかぶせるようにして乾かしていくとO字のカバーもできます。
![](https://relive-tokyo.com/wp-content/uploads/2022/09/Screenshot_20220913-133912_1_1-1024x1024.png)
ドライヤーの風は上から当てるのではなく、乾かしたいところを正面に向けて、後ろから前に向けて乾かすのがコツです。
左サイドとトップの乾かし方
次に、左サイドとトップの乾かし方を見ていきます。
![](https://relive-tokyo.com/wp-content/uploads/2022/09/Screenshot_20220913-131312_1.png)
左サイドは正面から風があたっており、M字とO字どちらもカバーできていません。
![](https://relive-tokyo.com/wp-content/uploads/2022/09/Screenshot_20220913-131257_1_1-1024x1024.png)
トップのO字部分も上から下に向かって乾かしてしまっているため、ボリュームが出ず、O字もカバーしにくくなっています。
左サイドを乾かすときは、左手でドライヤーを持って乾かすのがコツです。
まずは左サイドを正面に向けましょう。
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風が当たる場所や方向が合っていれば、ドライヤーは持ちやすいように持っていただいて大丈夫です。
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左サイドも、長い髪を持ち上げてトップにかぶせるようにして乾かしていきます。
M字の乾かし方
両サイドをトップの方向へ乾かしたら、次にM字に向けて風を当てていきます。
![](https://relive-tokyo.com/wp-content/uploads/2022/09/Screenshot_20220913-134418_1_1-1024x1024.png)
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頭髪の鉢の部分が膨らみやすい方は、ドライヤーで髪が暖かくなっている間に手で抑えて、冷めるまで少し待ちましょう。
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M字をカバーしながら、鉢の部分の膨らみを抑える事が出来ます。
O字の乾かし方
次はO字の部分を乾かします。つむじの流れに沿って、O字を囲むように風を当てていきます。
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O字を乾かす時も、へそを見るように下を向いた姿勢になると乾かしやすいです。
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つむじ周りの長い髪をしっかりつかんで、前の方へ向けて乾かして行きます。
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O字をうまくカバーすることができました。
次の写真がレクチャーしながら乾かした仕上がりです。
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ワックスの付け方
ここからワックスつけてセットしていきます。
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今回は「オージス ダストイット」を利用しました。
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全体にまんべんなくかけていきます。
パウダーワックスのため付けた直後はパウダーが目立ちますが、手でなじませると溶けて馴染んでいきます。
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トップは中央に向かってセットしていきます。
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O字付近も頭の中央に向かってセットしていきます。
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ワックスを使うと束感が多少できますが、コームを使ってほぐすと綺麗にまとまります。
コームは100円ショップなどで売っています。
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今回のビフォー・アフターが次の通りです。
![](https://relive-tokyo.com/wp-content/uploads/2022/09/Screenshot_20220913-134626-1024x439.png)
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このようなポイントを抑えて乾かしていくとO字、M字の部分をカバーできます。
なお、スタイリングには事前の準備も大切なのでぜひ覚えておきましょう。
①髪の毛をしっかり濡らす
寝癖がついている場合は寝癖を直す必要があります。
寝癖は、寝ている時の汗と皮脂によって、水分を少しつけただけでは直りにくくなっています。
そのため、温かいシャワーで濡らすのが一番いいです。シャンプーも軽く付けて流せたら尚いいです。
シャワーが難しい場合は、スプレイヤーなどを使ってしっかりと濡らしてください。
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スプレイヤーは100円ショップなどで売っています。
➁どのようなスタイルになるかイメージする
乾かす際には、最終的にどのようなスタイルになるかイメージ出来ているかどうかが重要です。
ゴールが定まっていないと乾かしている最中でわからなくなり、仕上がりがイマイチになってしまいます。
以上、O字とM字のセットについて解説してみましたが、いかがでしたでしょうか。参考になる点があれば皆様もぜひ試してみてください。
薄毛専門美容室 RELIVE 七尾
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