つむじはげはどこから？思い込みかの判断基準や見分け方・対策方法を解説！

つむじはげは思い込み？判断基準・見分け方

つむじはげは、早ければ10代で発症する人もいるといわれています。

つむじは自分で確認するのが難しく、つむじはげの基準が分かっていないと早期に気づくのが困難です。

つむじはげか思い込みかの判断基準や見分け方を解説します。

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つむじ付近の地肌が目立つ

つむじを真正面から見た時、つむじ周辺の頭皮が透けて見えたら注意が必要です。

通常、渦の中心部分の地肌は見えますが、その周辺の地肌は見えません。

渦の周りの地肌まで見えるようになってきたら、つむじはげが進行している可能性があります。

ただし、元々髪が細い人は頭皮が見えることもあるので、自分の髪質も考慮して判断しましょう。

髪の毛の流れが乱れている

つむじ周辺の毛流れが乱れていたら、つむじはげかもしれません。

通常、ひと目見て左回りか右回りかがはっきりわかります。

つむじはげが進行して、髪の量が減ったり、細くなってくると、毛流れが分かりづらくなってきます。

頭頂部の頭皮が赤みを帯びている

頭頂部の頭皮が赤くなっていたら、つむじはげを疑ってください。

健康な頭皮は青白い色をしています。

頭皮が、日焼け・過剰な皮脂分泌・乾燥などで炎症を起こしていると、地肌が赤みを帯びてきます。
これらはすべて抜け毛の原因になりうるものです。

つむじ付近の髪が細い

つむじはげを発症していると、つむじ周辺の髪が細くなってきます。

これはヘアサイクルの乱れからくるもので、髪が長く太くなる前に抜け落ちてしまうことから起こります。

つむじ周辺の髪が以前に比べて細くなったり、短い毛が増えたらすぐに対策しましょう。

つむじはげの原因

つむじはげの原因は、遺伝や男性ホルモンの影響、生活習慣の乱れなど複数があげられます。

つむじはげは少しずつ進行するので、早期の対策が重要です。

自分の薄毛原因を把握し、原因に合った対策を早めにおこないましょう。

遺伝

つむじはげの大きな原因の１つは遺伝によるものです。

親や祖父母に薄毛の人がいる場合、その体質を受け継ぐ可能性が高くなります。

早くから対策すれば、進行を遅くできるでしょう。

男性ホルモン

男性ホルモンもつむじはげに影響を与えます。

男性ホルモンであるテストステロンは、5αリダクターゼという酵素により、ジヒドロテストステロンというホルモンに変換されます。

これが毛乳頭細胞にある受容体と結合すると、髪の成長サイクルが短縮されてしまいます。

通常2〜6年続く成長期が数ヵ月〜1年程に短縮されるため、十分に成長しないまま抜け落ちてしまうのです。

頭頂部はこのホルモンの影響を受けやすい部位なので、つむじはげの大きな原因の１つとしてあげられます。

FAGA（女性型脱毛症）

FAGAとは女性型脱毛症のことで、女性ホルモンであるエストロゲンの減少により起こります。

無理なダイエット・加齢・ストレスなどでエストロゲンが減少すると、髪が細くなり、つむじ周辺が薄くなっていきます。

さらに、更年期に入ると女性ホルモンの分泌が減るので、つむじはげになる可能性も高くなります。

過度なストレス

過度なストレスはつむじはげを進行させる原因です。

ストレスは自律神経のバランスを崩し、交感神経を優位にします。

この状態が続くと、体の血管が収縮し血行が悪くなります。

髪の成長に必要な栄養分は血液によって運ばれるため、過度なストレスは髪の成長の妨げになるのです。　

睡眠不足

睡眠不足もつむじはげに影響を与える要因です。

睡眠中に分泌される成長ホルモンは髪の成長に不可欠です。

しかし、睡眠不足になるとその分泌が減少し、髪の成長サイクルが乱れていきます。

その結果、抜け毛や細い毛が増えてしまいます。

栄養バランスの乱れ

栄養バランスの乱れもつむじはげを進行させます。

タンパク質・ビタミン・ミネラルなどは髪の成長に必要な栄養分です。

無理なダイエットなどでこれらの栄養が欠けると、髪の成長が滞ってしまいます。

頭皮環境の悪化

頭皮の状態が悪いと健康な髪が育ちにくくなり、つむじはげが進行してしまいます。

過剰な皮脂分泌は毛穴づまりを引き起こし、抜け毛が増える原因です。

逆に乾燥していても、頭皮に炎症が起こりやすく健康な髪が育ちにくいです。

よい土壌からよい作物が育つように、頭皮環境を改善をして、元気な髪の成長を促しましょう。

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つむじはげの対策方法・治し方

つむじはげになってしまった場合は早めの対策が重要です。

すぐに始められるものも多いので、気付いた段階で当てはまるものから改善していきましょう。

生活リズムを整える

規則正しい生活を心がけ、十分な睡眠をとるようにしましょう。

髪の成長に欠かせない成長ホルモンは、深い睡眠中に分泌されます。

7〜8時間睡眠をとり、毎日規則正しい時間に就寝・起床することが大切です。

心身の負担を減らす

ストレスを発散させると、ホルモンバランスが整い血行改善につながるので、つむじはげ対策になります。

ストレスの発散方法は人によって異なります。

ゆっくりお風呂にはいる・体を動かす・読書をするなど、自分にあった方法をみつけましょう。

できるだけストレスを溜め込まず、こまめに発散させるよう心がけてください。

正しい頭皮ケアを行う

正しい頭皮ケアをおこない、頭皮環境を整えることはつむじはげの対策になります。

頭皮の状態に合った適切なシャンプー剤で洗浄し、頭皮を清潔に保ちましょう。

基本的には洗浄力がやさしいものを選び、しっかりと泡立てて爪を立てずに洗います。

頭皮が乾燥する人は、保湿用のローションを入浴後に塗ると保湿されます。

専門家に相談する

セルフケアで対応できそうにない場合は、クリニックでの相談も視野にいれましょう。

薄毛専用のクリニックも多く、薬の処方などもおこなってくれます。

つむじはげの進行状況に合った対策をとってくれるので、安心感があります。

今はオンライン診療なども充実しているので、自宅にいながら相談することも可能です。

喫煙や飲酒を控える

過度な喫煙や飲酒を控えることは、つむじはげ対策に効果的です。

タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、頭皮への血流を著しく阻害します。

また、アルコール分解には、髪の成長に必要なアミノ酸が使われます。

タバコや飲酒を控えることで、髪の成長を遅らせる要因を取り除けるでしょう。

つむじはげを隠す・目立たなくする対処法

できてしまったつむじはげを、隠したり目立たなくする方法をご紹介します。

つむじはげを元の状態に近づけるには、ある程度の時間が必要です。

しかし、一時的に隠したり目立たなくする方法もあります。

これらを取り入れながら長期的に改善していきましょう。

風通しの良い帽子を選ぶ

帽子の着用は簡単につむじはげを隠すことができます。

さらに、紫外線から頭皮を守る役割も果たします。

しかし、帽子の中が蒸れてしまっては頭皮環境の悪化につながります。

帽子をかぶる時はできるだけ通気性のよいものを選ぶのがおすすめです。　

育毛剤を使用する

育毛剤には頭皮環境を整える効果があり、継続すると髪にハリコシが出たり、抜け毛予防につながったりします。

即効性はありませんが、手軽に始められるのがメリットです。

育毛剤は、今生えている毛を丈夫にするためのものなので、すでにつむじはげが進行している場合は別の対策をとる必要があります。

定期的に髪型を変える

つむじはげが目立たない髪型に変えることもおすすめです。

全体的に長い髪型よりも、短い髪型の方がつむじはげが目立たなくなります。

また、ボリュームを出しやすくするために、パーマをかけるのもひとつの手段です。

つむじはげの進行状況や似合う雰囲気などを踏まえて、美容師さんと相談しましょう。

頭皮マッサージを行う

頭皮マッサージは血行を促進し、抜け毛予防や髪の成長を促す効果が期待できます。

爪を立てず、指の腹を使って、頭皮を動かすようにマッサージしましょう。

3〜5分程度、気持ち良いと感じる力加減でおこないます。

お風呂上がりや寝る前など、タイミングを決めて習慣化して継続するのが重要です。

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薄毛状態に合わせてつむじはげが目立たない髪型をご提案でるので、普通の美容室で相談しづらい方も安心してご相談ください。

つむじはげのセルフチェック方法

つむじはげかも…と思ったら、まずはセルフチェックしてみましょう。

簡単にできるセルフチェック方法をご紹介します。

鏡で確認する

つむじは自分でなかなか見えない場所です。

合わせ鏡で自分のつむじ周辺を確認してください。

定期的に写真を撮っておくと比較ができるため、つむじはげが進行しているかどうかが分かりやすくなります。

前髪や分け目を確認する

前髪や分け目の確認も、セルフチェックに有効です。

前髪の立ち上がりが弱くなったり、以前より分け目が気になるようであれば、髪が細くなっている可能性があります。

全体的に髪が細くなってきている場合、つむじはげも発症しているかもしれません。

つむじはげが目立たない？おすすめな髪型

• ショートヘア

ショートヘアは全体的に短くしたスタイルです。

髪が長いとつむじ部分の薄さが目立ちやすくなります。

全体的に髪を短くすることで、薄い部分との濃淡が目立ちづらくなります。

自然な髪型なので、どんな人でも挑戦しやすいでしょう。

• ソフトモヒカン

ソフトモヒカンは側頭部が短く、頭頂部にいくにしたがって少しずつ長さを残すスタイルです。

頭頂部に高さが出るため、つむじはげが目立ちづらくなります。

側頭部や後頭部を刈り上げるかどうかで、イメージも変えられます。

• ツーブロック

ツーブロックは側頭部や後頭部を短くし、その上に髪の毛を被せた髪型です。

髪の長短がつくので、メリハリがでます。

しかし、同じツーブロックでも、長めのマッシュスタイルのように上に残す髪が長すぎるとつむじはげが目立つことがあります。

頭頂部の髪が立ち上がる程度に短くするのがおすすめです。

• オールバック

オールバックは髪全体を後ろに流す髪型です。

つむじ以外は薄毛が進行していない場合、流す髪でつむじ周辺をカバーすることができます。

ツーブロックと併用もできて、側頭部や後頭部を短くすれば清潔感も出ます。

• パーマスタイル

パーマをかけると髪にボリューム感が出るため、つむじはげが目立たなくなります。

髪型の幅も広く、部分的にパーマをかけることも可能です。

パーマをかけたことがない人はイメージがつきづらい場合もあるので、自分に合ったスタイルを美容師さんと相談するのがおすすめです。

• 坊主

坊主は全体の髪を短く剃るスタイルです。

髪の濃淡が目立たなくなり、つむじはげも分からなくなります。

デメリットとして、こまめに剃らないとすぐに伸びてしまう、冬は寒いなどがありますが、つむじはげのストレスはかなり軽減できます。

職業によっては向かないこともあるので、その点は確認しましょう。

つむじはげに関するよくある質問

つむじはげは治せますか？

つむじはげは、改善できる可能性があります。

対策をとるのが早ければ早いほどその可能性は高くなります。

原因にもよりますが、短期間で治すというよりは、長期的な目線でじっくりと取り組む必要があります。

すぐに諦めず、根気強く続けましょう。

つむじはげの初期症状や前兆はありますか？

つむじ周りの髪が細くなったり、髪の量が少なくなってきたら、つむじはげの前兆かもしれません。

髪質が変化して毛量が少なくなってくると、つむじ周辺の頭皮が透けて見えてきます。

つむじは自分で見えづらい場所にあるので、合わせ鏡などで定期的に自分の後頭部や頭頂部を確認するとよいでしょう。

高校生や大学生でもつむじはげになりますか？

10代の若い人でもつむじはげになる可能性はあります。

主な原因には、成長期のホルモンバランスの崩れ・生活習慣・過度なダイエットによる栄養不足・ストレスなどがあげられます。

若年層でもつむじはげになることはあるので、気なる場合は早めの対処が重要です。

平均何歳くらいではげ始めますか？

はげ始める年齢には個人差がありますが、多くの調査では30代後半〜40代にかけて、薄毛が気になり始める人が多いとされています。

あくまでも調査の平均なので、10代から気になり始める人もいれば、60代でも気にならない人もいます。

年齢に関わらず、自分の変化になるべく早く気づいて対策をとることが大切です。

つむじはげの予防方法はありますか？

規則正しい生活習慣を心がけることや、頭皮環境をよくしておくことなどがあげられます。

十分な睡眠をとり、食事は栄養バランスに気をつけてください。

適度な運動やストレスを溜め込みすぎないのも大切です。

頭皮は1日1回のシャンプーで清潔に保ちましょう。

かゆみやべたつきなど、頭皮に違和感を感じたら、シャンプーを変えるなどケアの見直しが必要です。