薄毛と軟毛に悩む方のためのカットとスタイリング

今回のモデルさんは、頭頂部全体の薄毛と、軟毛(髪が細くて柔らかい)でお悩みになっている方です。


頭頂部の薄毛については周りの髪の毛を伸ばしてカバーする方法もありますが、髪の毛の長さや毛量が足りないとカバー率が下がってしまうこともあります。
そのため、今回は頭頂部の薄いところに合わせて周りも短くすることで、薄さが目立たないようなカットにしていきました。
髪を短くすることによって、全体のフォルムもスマートになりました。
薄毛をカバーするためにはカットも大事ですが、合わせてセットも工夫することでカバー率をさらに高めることができます。
「スタイリングで全体のシルエット美しくしつつ、薄毛のカバー率を上げる」ことを目指していきましょう。
スタイリングする際に前準備が必要になります。
まずは寝癖を直すために「髪の毛をしっかり濡らす」ことが大切です。
寝癖は寝ている時の汗と皮脂によって直りにくいことがあるため、できればシャワーを使います。
次に乾かしていきますが、ベリーショートのため全体を立たせるように乾かしていきます。
寝かせながら乾かすと、髪の毛の集まり方に濃淡が出て薄い箇所が目立ってしまいます。
全体を立たせることで頭髪のコントラストが合い、薄い部分が目立たなくなります。

髪を立たせる時は、中心に髪の毛が集まるように乾かして、ソフトモヒカンを作るようなイメージで進めるとシルエットが綺麗になります。
さらにワックスなどを使っていくとよりオシャレな感じにすることが出来ます。
今回は「スパイキー グリースマット30」というワックスを使いました。

セット力が強くて、ツヤ感が少ないマットな質感に仕上げることができます。
ワックスによって髪の毛の動きを操作しやすくなり、束感が出ることによってオシャレな仕上がりになります。
ワックスの量については、ベリーショートの場合は少量でセットできるため、小指第一関節の半分に乗る位で十分です。

それでも足りない場合は、少しずつ後付けして仕上げていきます。量は最初の半分くらいにしましょう。
最初に付け過ぎるとゴワゴワしたり、ベタベタしたりしてセットが難しくなるので注意してください。
一回分のワックスを手の平に付けて透明になるまでなじませてください。

その後、ワックスが付いた掌を、立たせたい髪の毛の中間から毛先に付くように全体にまんべんなく馴染ませます。

馴染ませた後はシルエットを整えて完成になります。



是非皆さんもやってみてください。
薄毛専門美容室 RELIVE 七尾
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RELIVEは、薄毛などの毛髪に悩みを抱える男性のための完全個室美容室です。専門的な技術を持った美容師が、お客様に合わせた薄毛に見えないヘアスタイルのご提案や、セットのアドバイスを行っています。カウンセリングから施術、お会計までプライベートな個室で行うため、人目を気にせず安心して過ごしていただくことができます。
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