M字の薄毛を目立たせない!! くせ毛を活かした短髪セット

今回は、M字の薄毛が進行したものの、くせ毛のため上手くセットができないモデルさんのヘアセットをしていきます。
モデルさんの雰囲気に合わせてセットしたヘアスタイルがこちらになります。


こちらのヘアセットのポイントを順番に紹介していきます。
しっかりと濡らした状態からドライヤーをする
くせ毛の場合、寝癖や乾かした跡がつきやすく、ドライヤーやワックスで形を作ろうとしても、うまくいかないことがあります。
そんなときは、朝のセット前に頭皮まで濡れるようにシャワーを使ってリセットします。暑い時期は寝汗もかいているので、皮脂を取るためにシャンプーをしても良いです。
ドライヤーの風を当てる向きを意識する
次にドライヤーでの乾かし方です。
これでセットの良し悪しが全て決まってしまうので最重要のポイントです。こちらができてしまえばほぼヘアスタイルが完成します。
最初に乾かしていくところは前髪で、中心を立ち上げるように乾かしていきます。少し上に引っ張りながら乾かすことでボリュームが出てます。

今回のモデルさんは前向きの癖が強いので、この時に立ち上がりがないと、なおさら後で落ちてきてしまいます。
次にM字の薄くなっている部分をカバーするため、こめかみの髪を下ろすように乾かします。

頭頂部や横、後ろを乾かす際には、つむじの生え方に沿って風を当てていきます。こうすることでまとまりが良くなり、ボリュームもコントロールできます。
ドライヤーの風を当てるだけで乾かすと潰れてしまいます。

地肌を擦りながら乾かすことで、根本が立ち上がり頭頂部にボリュームが出ます。

ボリュームが出にくいところは握ってドライヤーを当てて、冷ましてから離すことで髪の毛に立ち上がりがつきます。

ワックスを付ける順番
ドライヤーで乾かしたら、次はワックスをつけます。
今回使用したワックスは『スパイキー グリークスマット』になります。
くせ毛をまとめていく必要があるため、ワックスのつける量はやや多めにします。

ワックスをつける際は 後ろと横→頭頂部→前髪の毛先 の順番でつけていきます。
最初に触った場所にワックスが1番多くつくので、後ろと横のボリュームを抑えます。

頭頂部は根本についてしまうと、束感が多くついて薄毛が目立ってしまうので、表面を撫でるように毛先中心につけていきます。クセ毛でパーマのような動きをつけるので、撫で付けるのではなくボリュームを残しながらつけます。

最後に前髪の毛先を生え方に沿って動かしていきます。この時に根本を触ってしまうとこちらも束ができておでこが透けてしまうので、毛先だけを触るようにします。

仕上げにハードスプレーを使用する
仕上げにやや距離を置いてハードスプレーを吹きかけます。
こめかみ部分や前髪の立ち上げているところは、近くから少しだけつけるとスタイルの持ちを良くしてくれます。

このようなポイントを意識してセットすると、薄毛が気にならないかつオシャレに見えるヘアスタイルができます。
M字の薄毛やくせ毛でお困りの方は是非チャレンジしてください。
薄毛専門美容室 RELIVE 栗田
・ベリーショートにはコレ!!「スパイキー グリークスマット」
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