深いM字をカバーするソフトモヒカンスタイル
今回は、M字部分の薄毛が気になる方にオススメのソフトモヒカンスタイルをご紹介します。
モデルさんは、M字部分の剃り込みが深いことと、後頭部のボリュームが出にくいことがお悩みでした。
また、髪の毛に癖があるので伸びてくると右側の側頭部がボワッと広がりやすく、左側の前髪は立ち上がって跳ねやすいので、特に湿気がある日はまとまりが出にくい状態です。
剃り込みが深いM字部分を改善するためには、ある程度の長さが必要です。
現状、前髪の横の長さは、M字部分をカバーするには切らなくてもいいのかなと思う長さなので、ここは残していきます。
その他の部分は重たくなってるので、モヒカンのようなイメージで全体的に短く、軽くしていきます。
また、M字部分をカバーするために、長い髪の毛でカバーできるようにカットするだけでなく、顔周りの出っ張っているところを剃ります。
この部分が出っ張っていることで、ちょうどおでこと頭皮が分かれる境界線のようになっていて、よりM字の薄毛を強調しています。
ここを剃るとM字の薄毛を強調するラインがなくなり、おでことのつながりが自然に見えることでM字の薄毛が目立ちにくくなります。
頭頂部は、伸びている後頭部や側頭部をすっきりカットしてメリハリをつけることでボリュームがあるスタイルにしていきます。
普段は前髪を上げて短くすることが多いそうなので、今回もアップバングのスタイルにしていきます。
カットが終わった状態がこちらです。
M字部分をカバーしながら動きが出るようにして、後頭部は自然と丸みが出るようにカットしています。
横から見たときに、M字の薄毛を強調していた出っ張りがなくなることで、薄毛が目立たなくなります。
頭のスタートラインをずらすような感覚です。
ここからパウダーシェイクをつけてスタイリングしていきます。
髪の毛全体に15プッシュ程度をまんべんなくつけて揉み込んでから乾かします。
乾かす前から完成イメージを形作っておくとドライヤーがやりやすくなります。
ハチ部分は膨らまないようにしっかり抑えて、頭頂部はボリュームを出していくようなひし形のスタイルが理想的なシルエットです。
乾かし方ですが、右側を乾かすときはドライヤーを右手で持って、Ｍ字部分をカバーするように左手で左に流すように乾かします。
反対に、左側はドライヤーを左手で持って右手で右に流すようにします。
少し髪の毛を指で引っ張るようにすると、癖も落ち着きやすくなり毛流れも作りやすいです。
前髪は立ち上げたいので少し下からドライヤーを当てて右から左に流すようにしていきます。
頭頂部はボリュームを出したいので、根元を立ち上げるように指で持ち上げながらドライヤーを当ててください。
ドライヤーの熱が冷めたときに形づくので、指で支えたまま少し冷ますようにしてください。
その後フワッと指を離すと、よりボリュームが出やすいです。
後頭部はいつも通りに乾かしてください。
乾かし終わったら最後に少し整えていきます。
頭頂部は手で握りながら、少し癖を出すようにしてボリュームを出していきます。
側頭部はボリュームを抑えて、頭頂部はふんわりとボリュームを出すことで、ひし形のシルエットになり、頭頂部の薄毛も気になりにくくなります。
パウダーシェイクだけでもセット力はありますが、しっかり固めたい場合は、この上からハードスプレーを振って仕上げてください。
スプレーを振るときは、頭との距離が近すぎると濡れ感や束感が出過ぎてしまうので、頭から離して全体に満遍なく描けるようにしてください。
今回は、生え際のＭ字部分と頭頂部の薄毛が気になる方におすすめのソフトモヒカンスタイルをご紹介しました。
同じような髪質やお悩みの方は試してみてください。
薄毛専門美容室RELIVE
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