生え際の薄毛をカバーするパーマスタイルのセット方法

今回は、生え際の薄毛をカバーするパーマスタイルのスタイリング方法をご紹介します。
スタイリング前の状態はこちらです。
パーマがかかっていることで、ボリュームと動きがしっかり出ています。
普段ドライヤーで乾かすときに、自然な流れや動きが出るので、スタイリングがしやすくなります。
乾かし方は、パーマをかけているときもかけていないときも、基本的に同じになります。
最初にサイドを乾かして気になるM字部分をカバーしてから、トップや後ろを乾かすという順番が一番効率が良いので、その順番で乾かしていきます。
綺麗な形にスタイリングするために大切なことは、髪の毛を後ろから前に向かって乾かすことと、つむじの回転に合わせて乾かすことです。
モデルさんの場合はつむじ部分の毛の回転が左から右に流れているので、全体の流れを左から右に向かって乾かしていくようにしていきます。
ドライヤーをあてるときに、少し根元を引っ張って立ち上げながら乾かすと、よりボリュームを出すことができます。
まずドライヤーの風を後ろからあてながら、サイドの髪の毛を前に乾かしていきます。
前に髪の毛を持っていくことで、気になるM字部分をカバーすることができます。
ここから前髪を左から右に向かって流していきます。
髪全体の流れが左から右なので、最終的に右側のM字部分に、前髪を集めて持っていくとスタイリングしやすいです。
次に頭頂部の髪の毛を乾かしていきます。
頭頂部はしっかりボリュームを出してセットすることで、綺麗なシルエットになります。
今はパーマをかけたばかりなので、自然と根元が立ち上がってくる状態です。
そのため、そのままM字部分に向かって頭皮を擦りながら撫でるように乾かすだけで、自然にボリュームを出すことができます。
しかし、髪の毛が伸びてきたり時間が経ってパーマが落ちてきたりすると、だんだんボリュームが出にくくなってしまいます。
その場合は、髪の毛を上に向かって少し引っ張りながら乾かしてください。
写真のように握りながら、根元を立ち上げることで、頭頂部にボリュームを出しながら、パーマのカールも出すことができます。
乾かし終わってしっかりとボリュームが出ている状態がこちらです。
パーマをかけていると、自然とボリュームと毛先の動きが出るので、スタイリング剤をつけていない状態でもおしゃれな感じになります。
ここからスタイリング剤を付けていきます。
今回つかうスタイリング剤は「ELEVATE 8F」です。
少しドライな感じなので重くなりにくく、程よくツヤ感がある仕上がりになるワックスです。
ショートヘアの方は、最初にこのくらいの量でつけてみてください。
手のひらで薄くのばして透明になったら髪全体につけていきます。
ワックスをつけるときのコツは、まず前髪以外の部分の中間から毛先に満遍なくつけることです。
最初に前髪の方につけてしまうと、ワックスがつきすぎて束になり割れてしまうことで、扱いづらくなってしまうので、前髪は最後につけるようにしてください。
前髪以外の全体にワックスをつけたらフォルムを整えていきます。
ドライヤーで乾かした時点でヘアスタイルの形を作っているので、乾かすときと同じ方向に髪の毛をもっていくようにするだけで、綺麗にフォルムが整います。
なので今回は左から右に流しながら、右のM字部分に向かって髪の毛全体を持っていくようにします。
全体のフォルムが決まったら、最後に前髪にワックスを引っ張りながらつけてください。
指先で毛先をつまむようなイメージでつけると、前髪が割れず、スタイリングすることができます。
パーマをかけたことによって前髪割れを防ぐことができるのと、全体にボリュームがでるのでセットが楽になりました。
今回は、生え際の薄毛をカバーするパーマスタイルのスタイリング方法についてご紹介しました。
ボリュームや動きが出にくく、スタイリングが難しいと感じている方や、生え際の薄毛をカバーしたい方は参考にしてみてください。
薄毛専門美容室 RELIVE
M字のカバー、トップのボリューム調整を楽にするパーマスタイルのスタイリングを解説
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