センター分けにするとはげる?おすすめな対処法5選を紹介
前髪をセンター分けにすることではげるのは本当?
センター分けの髪型にしても正しいケアをすれば薄毛が進行することはありません。
男性の薄毛は、ホルモンや遺伝が原因のAGA(男性型脱毛症)によっておこる薄毛と、食生活や睡眠不足、ストレス、運動不足、誤ったヘアケアなどの生活習慣によっておこる薄毛があります。
AGAはセンター分けが原因で進行することはありません。
しかし、間違ったヘアケアやスタイリング方法をしている場合は、センター分けにすると薄毛が進行する可能性があります。
スタイリング時に強く髪を引っ張ったり、分け目部分に紫外線が長時間当たり続けたりすると、頭皮にダメージがかかってしまい、結果的に薄毛につながることがあります。
髪を引っ張らないように意識しながらスタイリングしつつ、外出時には頭皮用の日焼け止めの使用や帽子の着用をして頭皮の負担を抑えることが大切です。
また、実際に髪の毛の量や細さが変わらなくても、カット方法によってはセンターパートが視覚的に薄毛に見えやすくなることもあります。
センターパートは、基本的にレイヤー(段)が少なく重たい印象で分け目をセンターで固定するため、地肌が目立ちやすい髪型です。
前髪が頬あたりまである、長めのセンターパートにしてしまうと、毛先が束になり、おでこも透けやすくなってしまいます。
薄毛が気になっている場合は、前髪の長さは目尻あたりの短めで、レイヤーを多めにいれた軽さのあるセンターパートにすることをおすすめします。
スタイリングするときには、なるべく地肌が見えないように分け目をジグザグにとることで、頭頂部の薄毛をカバーすることが可能です。
センター分けではげることへの対処法
センター分けの髪型をしても、はげないようにするためには、下記の対策が有効です。
分け目が定着しないよう工夫する
分け目を長期間同じ場所にしていると、徐々に分け目が定着していきます。
それによって、根元の立ち上がりが悪くなり、地肌が透けて薄毛に見えてしまいます。
センター分けの髪型は、ほかのメンズヘアスタイルよりも長髪で重く、分け目が定着しやすいので注意が必要です。
分け目の定着を防ぐために、細かくジグザグに分け目をとったり、定期的に5㎜〜1㎝程度分け目をずらしたりしてください。
スタイリングするときは、前髪や頭頂部の根元が立ち上がるように持ち上げながらセットすると、より分け目が目立たず、ボリュームが出やすくなります。
髪の毛は熱が冷めるときに形が定着するので、乾かし終わったら根元を持ち上げたまま冷めるまでキープすることで、ヘアセットの持ちがよくなります。
他にも、センター分けだけでなく、ときどき七三分けのようにセットするなど、こまめな分け目変更が大切です。
正しいヘアケアを行う
正しいヘアケアをおこなうことで、健康な髪の毛が生えやすくなり、センター分けでも薄毛に見えにくくなります。
健康な髪の毛が生えるためには、良好な頭皮環境が必要です。
センターパートの髪形にしていると、分け目部分が乾燥しやすくなったり、重さで髪が引っ張られたりして頭皮に負担がかかっている場合があります。
刺激が少ないアミノ酸系のシャンプーを使用して、指の腹で優しく地肌を動かすように頭を洗いましょう。
地肌を動かすようにすることで、汚れを落とすだけでなく頭皮の血行促進につながります。
濡れた状態で長時間放置すると雑菌が繁殖する可能性があるので、シャンプー後は、すぐにドライヤーで地肌から乾かすようにしてください。
また、パーマやヘアカラーなどの薬剤を使う施術は、炎症や乾燥から頭皮ダメージにつながります。
2ヶ月程度の間隔をあけながら施術して、刺激が少ない薬剤を使用するようにしましょう。
生活習慣を見直す
頭皮の状態は、ヘアケアだけでなく生活習慣とも深く関わりがあります。
バランスの良い食生活や、良質な睡眠、適度な運動は、血行が促されて頭皮に栄養が届きやすくなります。
特に、タンパク質と、ビタミンB群やビタミンE、亜鉛や鉄分などのミネラルは健康な髪の毛に必要な栄養素です。
偏った食事や栄養不足になるダイエットなどはおこなわないようにしましょう。
睡眠時間は7時間程度がおすすめです。
十分な深い睡眠をとることで、発毛を促す成長ホルモンが分泌されます。
ストレスを溜めないようにする
過剰なストレスを抱えると、自律神経が乱れて血行不良に陥ることで、髪の毛に必要な栄養が行き渡らず、薄毛になってしまいます。
休息時間や趣味の時間を意識的に増やして、なるべくストレスを抱え込まないようにしましょう。
ウォーキングやストレッチなどの軽い運動は、ストレス軽減するだけでなく血行促進や運動不足解消にもおすすめです。
また、薄毛が気になって薄毛自体がストレスになっている場合もあります。
あまり外見のことばかり考えず、内面からポジティブに自信を持つ意識が大切です。
薄毛治療を受ける
薄毛の原因がAGA(男性型脱毛症)だった場合、上記の対策では改善されない場合があります。
AGAは、遺伝と男性ホルモンが関係した薄毛です。
男性ホルモンのひとつである「ジヒドロテストステロン(DHT)」の影響で、髪の毛の成長に関わる毛母細胞の働きが低下します。
健康な髪の毛であれば、生え始めてから抜けるまでのヘアサイクルは2~6年です。
しかし、AGAになるとヘアサイクルが100日程度になるので、成長途中の髪の毛が脱毛し、薄毛につながっています。
AGAは、セルフケアでの改善は困難なので、根本的に改善するためには治療をする必要があります。
薄毛治療には、内服薬や外服薬、レーザー治療、植毛などの方法があり、治療費は保険適用外です。
選択肢が多く、医師と相談しながら自分のペースで進めることができます。
治療を途中で中断すると、再び脱毛する可能性があるので、定期的な通院が必要とされています。
早く薄毛を改善するためには、早期発見と早期治療が大切です。
AGAかもしれないと感じたら、早めに薄毛専門のクリニックに相談してみましょう。
育毛剤を使用する
「ミノキシジル」を含む育毛剤を使用することで、抜け毛予防や発毛効果があります。
ミノキシジルには、毛根を保護している毛包を大きくしたり、血管を拡張して血行促進したりする効果があり、短くなった毛周期が長くなるので薄毛改善につながります。
効果を実感するまでには、4ヶ月~6ヶ月程度必要です。
使用し始めて10日前後すると、退行期の髪の毛が抜ける「初期脱毛」が起こり、一時的に髪の毛が薄く感じる場合があります。
また、かゆみ、ふけ、かぶれ、めまい、頭痛、動機などの副作用を感じることもあります。
症状が出た場合は、すぐに専門のクリニックで医師に相談し、自分に合った治療方法を提案してもらいましょう。
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センター分けのお客様も多く、薄毛の状態やお悩みに合わせた似合うセンターパートをご提案します。
一般的な美容室よりも、薄毛に関する知識や商品が豊富なので、薄毛の相談に適しています。
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お客様の好みやお悩みに合わせたスタイル提案と、ご自宅でのセット方法やケア方法をお伝えするので、薄毛にお悩みの方は是非ご相談ください。
センター分けではげることに関するよくある質問
センター分けは薄毛に見えますか?
センター分けは、分け目がはっきりでる髪型なので、短髪のレイヤー(段)が入っている髪型に比べて薄毛に見えやすいです。
センター分けでも薄毛に見えにくくするためには、パーマで頭頂部にボリュームを出したり、分け目がはっきり分からないようにジグザグにとったりする必要があります。
頭頂部や根元付近にボリュームを出したいので、スパイラルパーマのように根元からカールがつくパーマと相性がいいです。
スタイリング時には根元を立ち上げるように乾かし、仕上げにハードスプレーで立ち上がっている頭頂部を固めると薄毛に見えない綺麗な髪型になります。
センター分けで髪は抜けますか?
センター分けにすることによって、髪の重みや紫外線の影響で頭皮に負担がかかると、薄毛につながることがあります。
センター分けは、分け目を作らない髪型に比べて、頭皮に紫外線が当たります。
頭皮が紫外線ダメージを受けると、乾燥や炎症を引き起こし、発毛に関わる細胞を傷つけてしまいまうため、髪の毛が抜けやすくなります。
通気性の良いメッシュ素材の帽子を着用したり、紫外線スプレーを使用したりして、頭皮の日焼けを防ぐことが大切です。
紫外線だけでなく、分け目部分はそのほかの部分に比べて乾燥しやすいです。
刺激が少ないシャンプーを使用し、シャンプー後は頭皮用のローションで保湿すると、より頭皮環境が整います。
同じ分け目だと薄毛になる?
同じ分け目を長期間続けていると、定着して根元が立ち上がりにくくなり、より地肌が見えやすいです。
さらに、上記と同じく、髪の重さや紫外線の影響によって頭皮に負担がかかります。
毎日同じ分け目にせず、5㎜〜1㎝程度ずらしてスタイリングすると、分け目が定着しにくいです。
少しずらすだけでも、根元が立ち上がりやすくなるので、仕上がりのシルエットも綺麗なひし形になります。
はげているかどうか確認する方法は?
はげているか確認するときには、髪の毛の量と太さに注目してください。
一般的に薄毛は頭頂部と前頭部から始まることが多く、側頭部は太い髪の毛が多く残りやすいです。
薄毛が気になってきた部分の髪の毛と、側頭部の髪の毛を比べてみて、薄毛部分の方が量が少なく細いと感じたら、薄毛が進行している可能性があります。
毛量が減って細くなってくると、自然と地肌も透けやすくなります。
後頭部の方は普段自分からは見えにくいですが、ボリュームが少なくなったと感じたら合わせ鏡などで地肌の透け具合も確認してみてください。
また、髪が弱くハリコシがなくなってくると、つむじの渦が分かりにくくなったり、寝癖が付きやすくなったりすることもあります。
薄毛改善には、早期の発見と対策が大切なので、はやめに変化に気づけるように日頃から注意することが大切です。